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☆TAKISHITA RYO Official Blog ☆

八百屋 さんぽ(中野島 稽古場 劇団S.W.A.T!譚)

2022/05/06
 

「タキシタさん、どこ曲がってます?」

 


 

「タキシタさん、降りて、どこ曲がってますっ?」
 

いきなりなのだ
森屋正太郎の問いかけは。

 

なんせ、稽古終わり帰りがけに「青唐辛子」を握らせるような男なのだ。
(黙って渡されたけど、コレ…)

 

20分くらいの稽古場までのみちのり
正太郎は自転車だが、僕が歩くのが好きだから、
近道を教えてくれるのかと、思った。
 

いや八百屋だった。

 

駅を降りて
登戸から向ヶ丘遊園の間に並ぶ
古い商店街を行くと、
多摩区庁舎の近くに
八百屋があるのを知らせに、来たのだ。
 

「あそこ安いですよねー」

 

「知ってるよ」と僕
たくさん野菜が並んでいる
小さな市場みたいな露店

 

正太郎の話だと、
地元の農家の人も「置いてください」と
採れたての野菜が
売り場に並んでいるらしい。
「へー」
土地のものを、土地で食べるって贅沢だよな

 

しばらくその道は通っていなかったので、ちょっと寄ってみた。

 

 

ニンジンと大根を持って稽古場へ。

夜から粗通し予定。

 

「青とうがらし」

2010-11-24 12:16:14


稽古が終って着替えて、
帰ろうとしたら正太郎に突然、手を取られ何かを握らされた。

 

びっくりしながら、掌をあけると

 

「青とうがらし」が、
手の中にあった。
 

「タキシタさん、」と うなずくとニヤリッ。
彼とは呑むとだいたい料理の話しをしている。
芝居やダメだしの話はしない。

 

「最近つくって美味しかったの何?」とか
正太郎は手にいれた美味しい食材を、渡したかったんだろう。

 

「青いとうがらし」

 

炒める、煮る、焼く、料理に欠かしたことなく入れている
香りと辛さはいやがおうにも食欲が湧いてくる。
普段使っているのは「鷹の爪」印旛沼産。

 

うちの親父が辛いもの好きで、
子供の頃から親父の作る料理は辛かった。

 

当時から辛い品種が見つかると鉢植えで栽培していて、
こないだ実家に帰ったら「ハバネロ」が実っていた。
「これが一番辛くて旨い」だそうだ。
 

体温が熱いのは子供のころから食べている
「とうがらし」のせいかもしれない。
暑苦しい性格と、濃い顔つきも。

 

名前は涼なのにね。

 

正太郎から、もらった

「青とうがらし」

 

んー何に使おっかなぁ
とりあえず、「帰ったら、けんちん汁に入れよう」
正太郎は、またニヤリ、だ。

 

大根はっぱと柚子

2010-12-07 10:39:14

 

「タキシタさん違いますよっ」
 

稽古着に着替えて、顔を出した正太郎はニヤニヤしていた。
僕のブログを読んだらしい、地元の八百屋の場所が違うというのだ。

 

「あそこは前、セールして安くなってた苺をたんまり買って、
煮詰めてイチゴのジャムにしましたよ」

 

寺の正面の酒屋 なのだ。
たしかに稽古場まで歩いたことない路地だ。

 

横断歩道を渡ると正太郎は「ミニストップ」と言ってた
「今は自転車屋さん」を右に曲がった。

 

昔の用水路のせいかグニャリと曲がった細い辻の、
寺院の向かいには、酒屋さんの店先だ
 

 
正確には八百屋専門店ではなく、
酒屋さんのやっている
店先の野菜売り場だ。
 

手作りで売り棚にした、
段ボールと、酒瓶ケースをうらっかえして
その上を野菜が数点並んでいる。
 

泥でまだ、よごれた感じ。
 
スーパーのピッカピカじゃない野菜。
 

 

丁度、
酒屋の奥からおかみさんが、大きなカブをだして来て、
買い物袋をぶら下げた、お客のおばちゃんに渡した。

ほんとデカイ。いいなーと思いながら
 

僕は「花柚子」を買った。

 

となりに、
ふさふさと束になった「大根の葉っぱ だけ」があった。
 

「いくらですか」
「持ってってよ」
「ありがとうございます!」
 

すると、カブのおばちゃんが
 

「なんに使うの?」
 

うーん、うちの鍋に一度に入れられない量だ。
「お味噌汁と」柚子を買ったし「塩揉みにしようかと」
 

「えらい~わ~ね~、アタシそういうの聞いちゃうの」
 

夕飯の参考には、ならかったろうけど、な
んだか嬉しそうだ。

 

 

晴れた冬の
あたたかな道々をゆく。

 

ハト小屋の柿

2010-12-05 10:30:00

 

稽古場までは、住宅地と梨の畑が並ぶ牧歌的な風景をあるく。

 

無人の野菜屋さんとかもあったりして、
今は道々に「柿」が出てる。

 

どうも、おかしいくらい「柿」が山積みにされている。
中くらいのが6、7個くらい入って150円って、格安な値段!!

 

…アレ
今って12月だよなぁ
柿って9月とか10月じゃなかったっけ?

 

それも大豊作らしい。

 

温暖化の恩恵かぁ
複雑な気持ち

 

しばらく品定めしながら、あるく

 

鳩小屋のある梨園の柿を買おうと思った。
 

たぶん、ずいぶん昔に調教をやめたハトが屋根の箱にいる。
あそこにも柿が置いてあるはずだ。

 

秋は梨を売っている仮小屋にビニール袋が並ぶ
向こうの鳩の小屋は、空き家になって閑散として

次郎柿…300円

値段をみて、さっきのより、ちょっと高いかと、
やめようとしたら

 

「いらっしゃい」

 

無人と思った暗がりから声がした。
暗闇に、おじさんがいた。
 

大きくふっくらした柿がビニール袋にどっさり入っている
まっいっかと財布から五百円玉を渡す。

 

 

おじさんは作業着からじゃらっと
小銭を出すとお釣りがないらしい。
あ、僕もない。

 

お互いのポケットというポケットには、二百円~三百円がないのだ。

 

「釣りはいらねぇ」と立ち去るかっ?
しかし、と迷う。

 

この辺で柿のお釣りで、二百円出せばネギとニンジンが、両方買える。

 

キキキーっと
助け船みたいなママチャリが後ろでとまる。
「ください」
と買い物帰りのおばさんが

 

三百円を出して
柿のビニールを持っていった。

 

チャリンと小銭の福音だ。

 

ほくそ笑む男二人。
おじさんと小銭を山分けして稽古場へ。

 

どっさりとした柿は、劇団員に
いくつかあげた。もちろん正太郎にも。

 

もう少し熟れたら食べよう。
たぶん
「大忠臣蔵」の小屋入りしたくらいだ。

 

 

朝、塩、揉む

2010-12-08 08:48:09


 

ふさふさした大根の葉っぱが二束。

 

まな板に収まらないくらい、とてもりっぱな葉が威勢よくはみ出している。
包丁でエイヤっとザクザク切る。
根元の切口から泥の匂いがする。
稽古場近くの地元の畑から持ってくる、

 

今日は酒屋の地産野菜でもらった、あの大根の葉。

 

 

山盛りの葉をプラスチックのボールに放り込んで
みじん切りにしたニンニク一片を
適当に振りかけるニガリ塩といっしょにかき回す。

 

もうひとかたまりの葉は
出汁に味噌をといた湯気の中へ
 

沸騰した鍋にいれると明るく発色する、
僕はこの活き還った「みどり」が好きだ。
 

味噌汁の準備がととのう。
 

しばらく置いておいたボールの葉を揉んで絞る。
塩揉みした葉を炊きたてのご飯に混ぜて、おにぎりにする。

 

湯気のぼる茶碗の飯をかっこみ
 

熱い汁を、のむ。
青い葉ものの、歯ごたえを
丸ごと、体に入れる。

 

せわしい朝

 

今日の始まりだ。

 

昼のおけいこ

 

朝の雨がやんだので
散歩がてら稽古場まであるく

 

 

紅葉がすすんで
とても、しずか
 

夏のなごりの青葉も
冬の支度みたいに
そのたたずまいを軽くする

 

小川沿いを歩くと
雨のしずくがズボンをぬらすのでしょうがなく

 

道路を歩く

 

濡れ落ち葉って悲哀の印象だけど
なんだか黄色とか橙色が
とっても鮮やか

 

 

今日から昼稽古

 


劇団S.W.A.T!公演
「大忠臣蔵」2010 12/10-23
@下北沢「劇」小劇場

 

 
最後までありがとうございます。涼
 
 

この記事を書いている人 - WRITER -
俳優 YouTubeダーさん  プロデュース公演に参加したり若手作家たちの作品にも精力的に多数参加。そのBEEPでDEEPな交友関係はかなり広い。YouTubeチャンネルは保育士さんや子供たちに大人気。また国民的テーマパークのショーアクターとしての実績も長い。 絶対青春コメディ sing!!! 九州公演 2022/01.14〜15 劇団S.W.A.T!公演「ある超能力者の記録」2022/02.10~20 など
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