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☆TAKISHITA RYO Official Blog ☆

宝華 中華料理 東小金井駅(「インド富士 ふたたび旅」)

2022/04/29
 

2011-05-19 10:00:59

カレーが食べたい!!

ついに。

東小金井に来たのだ。

 

しょうがなく、あらすじを告白すれば(つまり詳しくはリンクをするから押してね、ということだ)
僕は、カレーを食べたくて、

 

焼き肉」を喰い

 

気がつけば件(くだん)のカレー屋は絶望的に、閉まっていた。

泣く泣く、「サイの店 」にいき

サイ店長にまかなわれた三色の大皿で、魅惑のカレー体験をしたわけさ(あらすじ終了)

 

しかし、満たされぬ思いはある。
恋こがれるカレー店。

だから

その地へふたたび、来たというわけさ。ふふふ

インド富士。ああ、その名!

インドで世界最高峰とうたわれる山が「チョモランマ」なら
ニッポンの「富士山」は、もちろん世界で追随を許さず、ゆるぎなく日本一だ。
だからカレーの国インド(断定)で日本一といえば、

インド富士だ。

なにが?
カレーが?

そうだ。そうに違いない。

東小金井を下車し迷うことなく駅から商店街を抜け、胸おどらせ軽快に足を踏み鳴らしながら直行し、

ついに僕は
感動の、再会を、果たした!

 

………

閉まったシャッター、と。
テープのマジックインキの店名に。

な。

また食べられないのかッ!!
ここまで来てんじゃワリャー!

怒怒℃℃℃蛮蛮、沸騰!

ままじで、ててーぷをはがそうと、しましたが、

…やめといた。

定休日ではないのだ。調べたし、自粛節電なのか、素材が入手できないのか、昼間のランチで今日のルーが切れたか、店長の気分か、いやいやそれはないだろ。
とにかく、営業(や)ってないのだ。ったら。ったら。

ふっ

つらい状況を、ため息まじりに笑い飛ばすと人はニヒルになる。

ふっ

富士よ、またな、ABAYO。
グッバイ縁がなかったさ。

まあいい。よくないけど。

にしても、腹が減った。

サイの店は、今日はやめておこう。まだ行っていない辻があったので、そっちをブラついて、うまそうな店があったら入るか。

商店街へ引き返した。

東小金井は馴染じみのない街だ。
だが武蔵野平野に共通する色みたいなものがある。どこか懐かしいような、はるか昔この地を凌駕していた雑木の森のかすかな名残りだろうか。今は街全体に、煤けたコンクリートの匂いがする。
客演の稽古のときに通った高円寺や吉祥寺にも通じる、昭和の繁栄と平成の没落と新世紀の冗長のような、街並み。

パチンコ屋は、ハデなネオンがはずされて外装そのままに、簡易なパテーションに区切られた、ネットカフェになっていた。

街の変化とはなんだろう。
なんて思う。

僕は知らない駅に降り、馴染みない街をブラつくとき、いつも思う。

この東小金井は、こないだの南雲さんの「浦和駅 」とは真逆を感じる。
そこは早急な高層マンションの乱立に昭和の街が、意地のように見上げていた。
ここはもっと平板に、ときにいきなり、パチンコ家屋のネットカフェがある。
別にバランスのことを言ってるんじゃない。利益と人の集中、利便と生活。
そうだ、馴染んだ街もおなじだ。

街の発展とは、なんだろう。

そして、それもまた変わっていくのだろう。

あーはらへった。

自粛節電か、もとから暗いのか、とにかく薄暗い路地を駅へ向けて戻ると、赤いテント生地のハデな看板の中華屋さんがあった。

「中華料理 宝華」

中華か。

けっこうな賑わいだ。
そとで並んでいた家族が入っていった。
カウンターの方は空いているようだ。

飯店で定食もいいか。

僕も
カレーと、真逆をいこう。中華だ。

小さな椅子に腰掛けた
厨房を大きな湯気があがった。テーブルの四人掛けの席はほぼうまっている。

店内を動き回る店の若い兄ちゃんは二人とも、急がしそうだ。
カウンター越しに、すこし年輩の調理夫に声をかけた。

「生ビールを」

煮えたぎった油の弾ぜる音が威勢よく、さえぎる。

「あ?」

中華鍋から大きな湯気の固まりが天井に打ち上がり、ひろがる。
注文をとった奥の兄ちゃんが、らーめん、餃子一皿!
こっちの厨房は、ハイヨ!

僕も負けてられない
「ビール!あと餃子」

それにしても手際がいい。
厨房の真ん中には鉄の机があり、どんぶりが並べられている、ここで盛りつけが行われるのだ。
厨房の男四人にフロアに二人。人も多い。

すぐに来た。
小瓶ビールと餃子の前菜だ。

手早くタレをつくり、割り箸でつまんだ餃子を噛むと、熱いニラが香る。厚めの皮の焦げに挽き肉がじっとり口の中でこぼれ、タレとまじる。

それを、グラスのビールで潤す。

目当てのカレー屋が閉まっていて、腹が減って、リバウンドした。

 

チャーハンと麻婆茄子だ。
こぶりなドーム型の飯を、レンゲですくう。引き締まった小麦色の飯はこぎ見よくパラパラと、湯気の湿り気を嗅ぐわす。

皿の茄子は強烈な熱に、しんなりとギラギラした油をまとって、しなをつくっている。
割り箸で、つつく。

それにしても、店はにぎわっている。人は出入りし、フロアの二人の兄ちゃんも狭い椅子の間をぬって注文に忙しい。

都内でよく見る行列のできる店とは違う、盛り上がりがある。
ここに座るほとんどの人は地元のような気がするのだ。

ふと、「根付く」

 

なんて言葉が浮かぶ。

 

店の名がついた
宝華麺が来た。

油麺だ。
山に盛ったネギと絡めながら麺を食べると素朴ながらしっかりした味だ。

麺の歯ごたえに、丼底の鶏ガラスープが醤油の風味と寄り添うように、のっかって

この店の熱気とまじる。

 

 

「根付く」

それは、ある種の生き物だ。
この街で目覚め生き、そして眠る。

この地元に親しまれた中華定食屋が、

 

街という生命体の一部にも思えるのだ。

 

さらば東小金井。
ありがとう中華。

 

またカレー屋には出会えなかったが、東小金井という街と仲良くなった気がした。

 

おいしかったんだ。
いいじゃないか。

負け惜しみなんかじゃない。
どこにも勝者なんかいないじゃないか。

インド富士よ。きっといつか。

 

お前のカレーが、食べたい!!!

 

 

 

 

 

いや

僕は東小金井の地域復興委員ではないよ。ほんとに。

本日も、最後までホントにありがとうございます。涼

 

 

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この記事を書いている人 - WRITER -
俳優 YouTubeダーさん  プロデュース公演に参加したり若手作家たちの作品にも精力的に多数参加。そのBEEPでDEEPな交友関係はかなり広い。YouTubeチャンネルは保育士さんや子供たちに大人気。また国民的テーマパークのショーアクターとしての実績も長い。 絶対青春コメディ sing!!! 九州公演 2022/01.14〜15 劇団S.W.A.T!公演「ある超能力者の記録」2022/02.10~20 など
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